窯元の紹介

窯元の紹介

陶芸会館 として
前代表、森悦光の父春本三次郎氏により
創設されました。当窯元は
現在六軒ある大谷焼窯元の一つです
穴窯2つ 薪窯・炭窯
ガス窯、電気窯と多様な窯があり、
同じ釉薬でも焼き方で別の色になり
多彩な焼き味が楽しめます。

大谷焼きとは

阿波藍を寝かせるための大甕が盛んに焼かれていた時代もあり、 その伝統は今も息づき、身の丈ほどもある斐や睡蓮鉢などの大物陶器の大きさと、それを焼く登り窯は、日本一と評されています。 平成 15年9月には、経済産業大臣指定伝統的工芸品に指定されました。

窖窯

窖窯

窖窯(あながま)を使用する唯一の窯元になります。店舗の横にありますので、ぜひご覧ください。 窖窯とは薪を使用する窯で大谷焼伝統の原料である杉を使用した100%天然で焼き上げる黄金焼や灰被り等の焼締め作品を作り続けています。 当窯元では釉薬を掛けない物を焼き締めと呼んでおりますが、 他の窯元さんでは茶色の大谷釉を掛けた物を焼き締めと呼ばれる所もあります。

炭窯

炭窯

炭化焼成という焼き方で炭等の炭素を含む物質と一緒に焼くことによって、 器の生地にカーボンを吸収させて地肌を黒く焼き上げることができます。 高温を長く持続させ、灰を熔かすことができ、コレにより炭化した地肌と釉薬のコントラストがキレイにでます。

ガス窯

ガス窯は還元焼成

還元焼成は酸素を制限して焼く方法。釉薬1種類が色んな色を使っているようなグラデーションになります。 焼きムラを嫌う人もいますが、こういうトコロが手作りで作る陶芸の醍醐味なのではないかと考えています この色合いの微妙な変化が良い雰囲気を出してくれます。

電気窯

電気窯は酸化焼成

窯で焼く時に酸素を十分に吸わせて焼く方法。 ムラやひずみが出づらく、色合いがはっきりとした一番安定した焼き上がりになります。陶芸体験の作品はこちらで焼いています。

黄金焼

黄金焼

黄金焼きは大谷焼の中でも最上級の焼きのモノになります。小鉢は天然物で窖窯で焼いた後にガス窯に入れて二度焼きし、のべ80時間程度焼いた作品。名前の通り黄金に光り輝く焼き方なのですが、天然物になると釉薬も何も一切塗らずに焼きだけでこの黄金色が発色します!光り方が違います。ぜひご覧になってください。

焼き締め

焼締ビアグラス

一般的に陶芸で使われる釉薬は使っておらず、無釉で焼き上げる技法で薪を使って焼く焼締めで焼くビアグラス。陶器の表面が釉薬でコーティングされていないので、ビールを注いだ時にガラスコップに注ぐよりも細かくクリーミーな泡が立ちます。焼締の陶器で飲むと味が変わらないというのは、蓋の役割になっているこの泡のおかげで、ビールの蓋を開けた瞬間の酸化していない状態を保つことが出来、美味しく感じるという訳です。

緋襷き

ワラを巻いて焼く緋襷き(ひだすき)は、作品を重ねて焼く時に作品同士がくっつかないように作品の間に藁を噛ませて重ね焼きする備前焼で有名な技法です。藁のカリウム成分と土の中に含まれている鉄分が反応して色が変わるとされています。藁の燃えた後に残る灰によって緋色(赤色)の線が襷(タスキ)状に出るので緋襷という名前が付いています。

雪襷

この大鉢の緋襷は見てのとおり綺麗な白色で発色しています。 白緋襷・白襷・白火襷・と自分では書いていますが、最近では白の色が暗闇に降る雪のように感じたので雪襷と書く事もあります。 備前焼や信楽焼等、大手産地で使われる有名な技法ですが、白く発色させている緋襷は自分が作った作品以外でまだ見たことがなく、 珍しい物になるとは思います。

大谷焼阿波風鈴

ウチのお店で製作する風鈴のこだわりがあります。 胴体と舌(ぜつ)に大谷焼、冊に徳島の伝統的工芸品である阿波和紙、 紐の部分は徳島を代表する染色の藍染(スクモ)で染めた藍紐を使い、 徳島(阿波の国)を代表する工芸品を組み立てて作っています。 大谷焼風鈴と名付けてしまっては他の工芸品の職人さんに申し訳がない!と、 『大谷焼 阿波風鈴』と命名させていただいています。 少しの方にでも覚えていただければ幸いと思います!

記念品

米寿記念のお祝い
徳島県が、88歳の米寿という一生に1度しかない記念の誕生日の県民の方のみに「米寿の記念品」として贈呈している「大谷焼(手作り)の湯飲み」
湯飲みの底の「こうだい」には「米寿記念 徳島県知事」の刻印と「大谷」の印が刻印されています。

ふるさと納税

ふるさとチョイス

ふるさと納税で当店一番人気の大谷焼のお皿を。白を基調とし、つやのある緑がかった水色の濃淡が料理を美しく引き立てます。様々なシーンで活躍できる正方形。炒め物等の盛り皿やステーキ皿、刺身等を盛り合わせるお造り皿、モーニングやランチにはプレート皿に。ミネラル塗装で身体にやさしい器です。